イザカヤ編集部
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2024.09.23
FX
海外FXは少ない入金額で取り引きができるため、初心者や資金の余裕が少ない人に向いています。
しかし海外FXは、大口取引により大きな利益が期待できる反面リスクが高いため、少額取引に不向きと考える人も少なくありません。
この記事では、海外FXにおける最低入金額や少額取引について詳しく解説しています。
海外FXに興味を持っている人は、是非参考にしてください。
海外FXにおける最低入金額が低く設定されている理由として、以下の2つが挙げられます。
レバレッジが高い
ボーナスが豊富
海外FXでは、上記の2つにより少額での取り引きが可能であるため、最低入金額も低く設定されています。
海外FXの最低入金額は以下のとおり業者によって異なり、中には制限がない業者もいます。
海外FX | 最低入金額 |
---|---|
BigBoss | 制限なし |
XM Trading | 500円 |
FXGT | 500円 |
AXIORY | 1,100円 |
iFOREX | 10,000円 |
Titan FX | 20,000円 |
上記のとおり少額入金が可能な海外FXが多いため、FX初心者や資金の余裕が少ない人でも利用できます。
なお、同じ海外FXでも口座タイプや入金方法によって最低入金額は異なる場合があるため、取引開始前に公式サイトなどで必ず確認するようにしましょう。
海外FXは国内FXと比べてレバレッジが高いため、少額での取引が可能です。
国内FXでは、金融庁により2011年8月以降のレバレッジは最大で25倍と規制されていますが、海外FXでは1,000倍を超える業者も少なくありません。
さらに多くの海外FXでの1ロットは10万通貨ですが、取り引きができる最低ロット数は、1,000通貨である0.01ロットとなっています。
例えば、1ドル150円のときにドルを1,000通貨購入する場合、レバレッジごとに必要な証拠金は、以下のとおりです。
レバレッジ | 必要な証拠金 |
---|---|
1倍 | 150,000円 |
10倍 | 15,000円 |
25倍 | 6,000円 |
100倍 | 1,500円 |
1,000倍 | 150円 |
上記のとおりレバレッジが高くなるほど必要な証拠金は低く抑えられるため、海外FXでは少額から取引が可能です。
なお主な海外FXの最大レバレッジは、以下のとおりです。
海外FX | 最大レバレッジ |
---|---|
BigBoss | 2,222倍 |
AXIORY | 2,000倍 |
XM Trading | 1,000倍 |
FXGT | 1,000倍 |
Titan FX | 1,000倍 |
iFOREX | 400倍 |
上記のとおり1,000倍を超える最大レバレッジである海外FXも多く、中には無制限であるところもあります。
ただし、海外FXの最大レバレッジは口座タイプによって異なる場合があるため、利用する際は事前に公式サイトなどで確認しましょう。
海外FXではボーナスが豊富であり、最低入金額を低く抑えられる要因となっています。
海外FXでは、以下の3つのタイミングでボーナスが受け取れる場合が多いです。
タイミング | ボーナス概要 |
---|---|
口座開設 | 初めて口座開設した場合に受け取れる |
入金 | 口座に入金した場合に受け取れる |
取り引き | 取り引きの際に受け取れる |
これらのボーナスは、ポイントとして加算され、取り引きの際に利用できる場合もあります。
例えば海外FXのBigBossでは、以下のボーナス特典があります。
名称 | ボーナス内容 |
---|---|
BigBossポイント | 取り引きごとに自動加算されるポイント。 |
BBC入金ボーナス | BigBossが発行しているトークンであるBBCでFX口座に入金した場合は、入金額の10%が付与される。付与されるボーナスは月間5,000ドルまで。 |
入金ボーナスプログラム | 累計の入金額が700ドルまでは入金額の100%、701〜5,700ドルは入金額の30%、5,701〜63,200ドルは入金額の20%のボーナスが付与される。ボーナスは最大で13,700ドル。 |
上記のとおりBigBossでは、口座開設ボーナスはありませんが、FXGTなど口座開設のみでボーナスが付与される海外FXもあります。
このように海外FXではボーナスが豊富であるため、低く抑えられている最低入金額でも取り引きが可能となっています。
海外FXでは、レバレッジの高さや豊富なボーナスにより最低入金額が低く設定されており、少額取引が可能です。
このような海外FXでの少額取引のメリットとして、以下の2点が挙げられます。
必要証拠金が少額であり、リスクが抑えられる
レバレッジが高いため大きな利益が期待できる
つまり海外FXはリスクを抑えつつ、大きな利益が得られる可能性があります。
海外FXではレバレッジが高いため、必要証拠金が少額に抑えられます。
さらに多くの海外FXでは、万が一損失が発生した場合でも口座残高以上の損失は海外FXが負担するゼロカットシステムを採用しているため、追証は不要となっています。
国内FXでは、必要証拠金に対し有効な証拠金の割合である証拠金維持率が一定水準を下回った場合、追証といわれる追加の証拠金が必要になる場合があります。
例えば有効証拠金が6,000円あり、レバレッジ25倍で米ドルを1,000通貨購入時と1ドル145円に為替相場が変動した場合の証拠金維持率は、以下のとおりです。
取り引き | 為替相場 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 |
---|---|---|---|
購入時 | 1ドル150円 | 6,000円 | 有効証拠金6,000円÷必要証拠金6,000円×100=100% |
為替相場変動 | 1ドル145円 | 5,800円 | 有効証拠金6,000-(5円×1,000通貨)÷必要証拠金5,800×100=17.2% |
証拠金維持率が100%を下回ると追証が必要な業者において、上記のように1ドル145円に変動した場合、4,800円の追加入金が必要となります。
さらに国内FXの中には、証拠金維持率が基準を下回ったときに強制的に決済されるロスカットが行われますが、相場の変動などにより口座残高がマイナスとなる場合があります。
そして、この口座残高のマイナス分も、追証と同じように入金が必要です。
例えば、1ドル150円のときにレバレッジ25倍で米ドルを1,000通貨購入していたところ、1ドル140円になったため10,000円の損失が発生したとします。
このときのFX口座の残高が購入時の必要証拠金である6,000円であり、残高以上の損失となるため、ロスカットが行われた上に不足分4,000円の入金も必要となります。
このように国内FXでは為替相場の変動により入金した金額以上の負担が必要となる可能性がありますが、海外FXでは口座残高以上の負担は発生しないため、ロスカットにより発生した口座残高のマイナス分の入金は不要です。
つまり海外FXは少額での取り引きが可能なうえに、ゼロカットシステムにより口座残高以上の負担は発生しないため、大幅にリスクが抑えられます。
海外FXは高いレバレッジにより、少額の証拠金で大きな利益が期待できます。
例えば1ドル150円のときに証拠金6,000円で購入できる通貨量及び、1ドル160円に為替相場が変動した際の利益は、以下のとおりレバレッジによって異なります。
レバレッジ | 証拠金6,000円で購入できる通貨量 | 1ドル160円のときの利益 |
---|---|---|
1倍 | 40通貨 | 400円 |
25倍 | 1,000通貨 | 10,000円 |
100倍 | 4,000通貨 | 40,000円 |
1,000倍 | 40,000通貨 | 400,000円 |
上記のとおり同じ証拠金であれば、レバレッジが高いほど多くの利益が期待できるため、国内FXよりも海外FXのほうが資金効率が良いといえます。
高いレバレッジによって大きな利益が期待できる点は、海外FXの少額取引による大きなメリットです。
海外FXでの少額取引はゼロカットシステムによりリスクが抑えられるうえ、高いレバレッジによって大きな利益が期待できますが、以下のデメリットがあります。
利益も少額となる可能性が高い
少しの変動でロスカットになる
さらに海外FXは金融庁の管轄外であるため、万が一トラブルが起きた場合は自身で解決しなければなりません。
海外FXでは高いレバレッジにより大きな利益が期待できるものの、証拠金が少額である場合は、利益も少額にとどまる可能性が高いです。
例えば1ドル150円のときにレバレッジ1,000倍で米ドルを購入する場合、証拠金によって購入できる通貨量と1ドル160円になった際の利益は、以下のとおり異なります。
証拠金 | 購入できる通貨量 | 1ドル160円になった際の利益 |
---|---|---|
150円 | 1,000通貨 | 10,000円 |
1,500円 | 10,000通貨 | 100,000円 |
15,000円 | 100,000通貨 | 1,000,000円 |
上記のとおり証拠金と利益は連動しており、レバレッジが高くとも証拠金が少額である場合は利益も少額となっています。
つまり、海外FXの高いレバレッジは少額で取り引きができる点はメリットですが、大きな利益を期待したい場合は証拠金も高額になる傾向にあります。
海外FXを利用する際は、自身のリスクとリターンに見合った証拠金での取り引きを行うようにしましょう。
海外FXは少額の証拠金で取り引きができるものの、為替相場のわずかな変動によってロスカットが行われる可能性が高いです。
多くの海外FXでは証拠金維持率が20%を下回った場合、ロスカットが行われます。
例えば1ドル150円のときに米ドルを1000通貨購入し、その後証拠金維持率が100%から20%になったためロスカットが行われる場合の為替相場は、以下のとおりレバレッジによって異なります。
レバレッジ | ロスカットが行われる為替相場 |
---|---|
25倍 | 1ドル145.16円 |
100倍 | 1ドル148.79円 |
1,000倍 | 1ドル149.87円 |
上記のとおりレバレッジ1,000倍の場合、購入時の為替相場1ドル150円が1ドル149.87円に変動するとロスカットとなっており、レバレッジが高いほどわずかな為替相場の変動によりロスカットされます。
このようにロスカットの基準となる0.13円程度の為替相場変動は常に起こるため、取り引き直後にロスカットになる可能性も低くありません。
ロスカットを回避するためには、FX口座には必要な証拠金以上の金額を入金しておくようにしましょう。
海外FXにおける最低入金額は、500~1,000円など少額を取り扱っており、中には制限がないところもあります。
最低入金額は海外FXごとに定められており、口座のタイプや入金方法によって異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
海外FXは少額入金でも取引が可能である理由として、レバレッジの高さや豊富なボーナスが挙げられます。
海外FXのレバレッジは1,000倍など、国内FXと比べてかなり高いため、少額でも大きな利益が期待できます。
さらに海外FXでは、ゼロカットシステムにより入金しているFX口座残高以上の損失は発生しないため、リスクを抑えた取引が可能です。
一方で多くの海外FXでは、証拠金維持率が20%を下回るとロスカットが行われます。
高いレバレッジにより、わずかな為替相場の変動でもロスカットが行われるため、FX口座には必要な証拠金以上の金額を入金しておくようにしましょう。
このように海外FXでは、高いレバレッジにより少額の入金でリスクを抑えつつ、大きな利益が期待できるため、FX初心者や資金に余裕が少ない人は是非利用してみてください。
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